技術に誠実。
人に本気。
Committed to Craft. Devoted to People.
つくるのは、インフラ。
守るのは、人の安全。

株式会社宮崎土木建設は、1955年の創業以来、橋梁・トンネル・鉄塔工事といったインフラの要を担ってきた総合土木施工会社です。
山間部での鉄塔建設から始まり、長年にわたって過酷な現場で鍛え上げられた技術力と、誠実な仕事ぶりで信頼を築いてまいりました。現在は、国土交通省発注の大型公共工事を中心に、設計から施工、維持管理までを一貫して手がけています。

大阪本社を拠点に、兵庫・名古屋・広島の各支店を展開し、西日本エリアを中心に多数のインフラプロジェクトを支えています。近年では、ドローンやCIMといった先端技術の導入、そして関連企業との連携による資機材供給体制の強化にも注力。常に時代に即した進化を続けています。

「技術に誠実。人に本気。」をスローガンに、社員一人ひとりが誇りと責任を持って現場に立ち、心の通った土木会社として、未来につながる道を築いていきます。

宮崎土建の強み

宮崎土木建設の強みは、「技術力」「誠実さ」「現場力」の三位一体にあります。
創業以来70年にわたり、鉄塔建設・橋梁・トンネルといった難易度の高い土木工事を数多く手がけてきたことで、過酷な現場における対応力と安全管理のノウハウを磨いてきました。とりわけ、山岳地帯での特殊工法や空輸施工といった高度技術に強みを持ち、国土交通省をはじめとした官公庁からの信頼も厚い企業です。

また、設計部門を社内に有し、施工と設計を一体化することで、効率性・品質・安全性を高めています。近年では、大型ドローンによる資材運搬やCIM対応などの先端技術も積極的に導入し、より付加価値の高い施工体制を構築しています。

そして何よりの強みは、現場を支える人材。若手からベテランまでが誇りを持って働ける職場づくりに力を入れ、「技術に誠実。人に本気。」の精神で、現場に立つすべての人と真摯に向き合っています。

鉄塔工事
鉄塔工事は、宮崎土木建設の創業の原点であり、最も長い歴史を持つ中核事業です。1955年の創業当時から、山間部への送電線鉄塔の設置を得意とし、他社にはない特殊技術を培ってきました。道路の整備されていない山中においても、資材搬入から基礎工事、鉄骨組立まで一貫して対応できる現場力が特長です。
資材運搬には、牛馬や人力を活用していた時代を経て、仮設の索道や工事用軌道、さらにはヘリコプターによる空輸まで、時代とともに技術革新を重ねてきました。特にヘリコプターによる鉄塔の空中組立技術は、他に先駆けて導入されたもので、かつては澤田航空技研と共同で全国初のプロジェクトを成功させた実績があります。
現在では、ドローンによる事前調査やルート確認も取り入れ、安全性と効率を追求した施工が可能です。高度な施工技術と厳格な安全管理体制により、送電インフラを支える重要な役割を担っています。
橋梁工事(架橋)
橋梁工事は、鉄塔工事で培った高所施工の技術力を活かし、1970年代より本格参入した分野です。山岳地帯の渓谷や河川を跨ぐ橋の建設を得意としており、プレキャスト桁橋・トラス橋・吊橋など、様々な形式の橋梁に対応してきました。
特に、現場条件が厳しい中での仮設構台の設置や、限られた作業スペースでの大型重機の運用ノウハウにおいて、高い技術力と実績があります。公共工事においては、国土交通省や地方自治体の案件を多数手がけており、施工計画から設計提案、構造計算、品質・安全管理までを一貫して提供。
設計部門との連携により、現場条件に応じた最適な工法を提案することが可能です。さらに、近年ではCIM(Construction Information Modeling)を活用した施工計画や干渉チェックを行い、工期短縮と精度向上を実現しています。美しさと強度、安全性を兼ね備えた橋づくりを通して、地域と人をつなぐインフラを支えています。
隧道工事(トンネル工事)
トンネル工事は、1958年に水力発電所関連工事でトンネル掘削に着手して以来、宮崎土木建設の成長を支えてきた重要な事業領域です。特に山岳地帯での発破工法(NATM)を得意としており、国道・高速道路などの道路トンネル工事を数多く手がけてきました。
掘削にはジャンボ(多関節掘削機)や油圧削岩機などの近代設備を用い、ダイナマイトの装填から爆破、安全確認、覆工工事に至るまでを一貫して管理します。施工においては地質の変化に柔軟に対応する体制を整えており、岩盤の安定性や湧水対策などにも細心の注意を払います。
また、火薬類取扱に関しては法令遵守のもと、火薬保安責任者の厳格な管理のもとで施工が行われます。熟練した作業員による丁寧かつ精密な作業が求められる領域であり、事故ゼロをめざした徹底した安全教育とマネジメント体制を整備しています。トンネルを貫く先に、人と地域をつなぐ明るい未来があると信じて、私たちは掘り続けています。
会社概要 – Company –
項目内容
企業名株式会社宮崎土木建設 Miyazaki Civil Engineering Co., Ltd.
本社所在地〒532-0002 大阪府大阪市淀川区東三国
設立1955年3月(有限会社宮崎組として創業)
代表者代表取締役社長 宮崎 哲人
資本金100,000千円
従業員数165名(2025年6月現在)
事業内容橋梁工事、トンネル掘削工事、鉄塔設置工事
その他土木工事の設計・施工・管理
売上高110億円(2024年3月期)
主要取引先国土交通省、地方自治体、大手建設会社 など
登録許可建設業許可(特定建設業) 国土交通大臣許可 第○○○号
支店・事業所本社(大阪市淀川区)
関西工事事務所(兵庫県)
中部支店(名古屋市)
中国支店(広島市)
関連企業・提携先長谷川興産グループ(資本業務提携)
株式会社澤田航空技研(大型ドローン共同開発)
沿革 – History –

年(西暦)年(和暦)出来事
1955年昭和30年宮崎彰彦が「有限会社宮崎組」として創業(資本金300万円)
1958年昭和33年水力発電所関連工事にてトンネル掘削事業に進出
1965年昭和40年「株式会社宮崎土木建設」に改組(資本金1,000万円)
建設省・電力会社の元請工事を受注開始
1970年代昭和45〜50年代鉄塔設置でヘリコプター工法を導入
澤田航空技研と連携し全国初の空中組立プロジェクトを実施
1980年昭和55年日本経営コンサルタンツグループの支援を得て組織体制再編を開始
1995年平成7年二代目・宮崎智司が代表取締役に就任
2000年代平成12年以降支店・営業所の統廃合を進め、都市部集中型の拠点体制に再編
2010年代平成22年以降財務部・人事部の新設、M&Aによる事業拡大開始
2019年令和元年3代目・宮崎哲人が代表取締役に就任
2020年代令和2年以降ドローン、CIMなど先端技術の導入を本格化
2024年令和6年高所作業現場にて重大インシデント発生
経営体制・組織風土の再構築へ着手
組織体制 – Organizational Structure –
メッセージ Massage –
代表取締役 宮崎 哲人 – Tetsuto Miyazaki –

宮崎土木建設は、私の祖父・宮崎彰彦が1955年に創業して以来、鉄塔・橋梁・トンネルといった社会インフラの要を担ってまいりました。私は三代目として、現場を経験し、職人たちの声に耳を傾けながら育ちました。その中で学んだのは、土木とは「人が人のために道をつくる仕事」であるということです。

時代が変わる中で、技術も、働き方も、組織も進化を求められています。しかし、どんなに環境が変わっても、現場で汗をかく人の想いを大切にする姿勢は変わりません。私たちは「技術に誠実。人に本気。」という理念のもと、仲間を信じ、共に学び、成長し合える会社を目指しています。

これからも、安全で確かなインフラを築くことで、社会に貢献してまいります。今後とも宮崎土木建設をよろしくお願い申し上げます。

Recruit
採用情報
つくるのは、道。
支えるのは、人の想い。

株式会社宮崎土木建設は、橋梁・トンネル・鉄塔といった社会インフラを手がける土木施工会社です。創業以来70年にわたり、「技術に誠実。人に本気。」の精神で、困難な現場にも真摯に向き合ってきました。私たちが大切にしているのは、仲間を思いやる心と、現場で培う信頼です。

若手技術者の育成にも力を入れており、入社後は先輩社員による丁寧な指導のもと、段階的に現場を経験していただきます。社内には設計や施工管理、安全教育など幅広いフィールドがあり、志向や強みに応じた成長が可能です。ものづくりの最前線で、社会に誇れる仕事をしたい方のご応募をお待ちしています。

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